一般的に「準富裕層」とは、純金融資産5,000万円以上1億円未満の世帯を指すことが多いです。
代表的な分類として、野村総合研究所(NRI)の階層区分があります。NRIの分類では、世帯の純金融資産保有額に応じて、以下のように区分されています。
| 階層 | 純金融資産の目安 |
|---|---|
| マス層 | 3,000万円未満 |
| アッパーマス層 | 3,000万円以上5,000万円未満 |
| 準富裕層 | 5,000万円以上1億円未満 |
| 富裕層 | 1億円以上5億円未満 |
| 超富裕層 | 5億円以上 |
出典:野村総合研究所(NRI)「日本の世帯の純金融資産保有状況(2023年)」をもとに作成
NRIの2023年推計では、準富裕層は約341万世帯、全世帯に占める割合は約6.3%とされています。
わが家の現在の投資資産は、ざっくり以下のような状況です。
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 個別銘柄(株式) | 約24,900,000円 |
| 投資信託(iDeCo含む) | 約13,670,000円 |
| 合計 | 約38,570,000円 |
| 投資資産5,000万円まで | あと約11,430,000円 |
現時点では、投資資産ベースで約3,857万円。5,000万円までは、あと約1,143万円です。
5,000万円という数字は、単に「準富裕層と呼ばれるから」だけではありません。わが家にとっては、次のような意味があります。
わが家の投資方針は、大きく分けるとこの2つです。
| 役割 | 投資対象 |
|---|---|
| 資産を増やす | インデックス投資信託 |
| キャッシュフローを作る | 高配当株 |
単純に資産を効率よく増やすだけなら、インデックス投資信託はとても合理的です。分配金を出さずに内部で再投資してくれる投資信託は、複利の力を活かしやすく、銘柄選びに悩む時間も少なくて済みます。
一方で、高配当株には高配当株の良さがあります。配当金が入ると、投資を続けるモチベーションになります。株価が下がったときも、業績や配当方針に問題がなければ「配当をもらいながら待とう」と気持ちが安定しやすくなります。
新NISAでは、つみたて投資枠を中心にインデックス投資を続けています。本人のつみたて投資枠は月10万円です。
| 投資先 | 月額 |
|---|---|
| オールカントリー(オルカン) | 5万円 |
| S&P500 | 5万円 |
| 合計 | 10万円 |
さらに、妻の新NISAでも月8万円を積み立てています。家計全体では、毎月コツコツとインデックス投資を続けている形です。成長投資枠や特定口座では、高配当株も組み合わせています。
わが家では、税引き後で年間60万円、つまり月5万円の配当収入をひとつの目標にしています。現在の配当収入は以下のとおりです。
| 口座 | 年間配当(税引き前) | 税引き後目安 |
|---|---|---|
| 特定口座・個別銘柄 | 461,885円 | 約368,053円 |
| NISA成長投資枠 | 195,770円 | 約195,770円 |
| 合計 | 657,655円 | 約563,823円 |
| 目標(年間60万円)まで | あと約36,177円 | |
年間50万円以上のキャッシュフローがあると、投資を続ける気持ちはかなり安定してきます。毎月の家計をすべて配当でまかなえるわけではありませんが、配当金の存在感は確実に大きくなってきています。
現在の投資資産は約3,857万円。5,000万円までは、あと約1,143万円です。ここから先は、焦ってリスクを取りすぎるよりも、今の方針を継続することを重視しています。
5,000万円を早く達成したいからといって、値動きの大きい銘柄に集中しすぎると、途中でメンタルが崩れる可能性があります。投資マラソンは短距離走ではありません。長く走り続けるためには、リターンだけでなく「自分が続けられるか」も大切です。
資産形成の初期から中盤では、運用成績だけでなく入金力も大事です。毎月の積立を続けることで、相場が上がっても下がっても、少しずつ資産の土台が大きくなっていきます。本業・副業・節約のどれかひとつでも意識するだけで、長期的な効果は出てきます。
個別株だけに偏ると、どうしても銘柄ごとのリスクが大きくなります。わが家では、インデックス投資を資産形成の土台にしています。市場全体に投資することで、特定の企業や業種への集中リスクを下げながら、長期的な成長を取り込んでいきます。
高配当株は、配当利回りだけを見て選ぶと危険です。
見ておきたいポイントの例です。
わが家では、個別株を調べるときにマネックス証券の「銘柄スカウター」を使っています。配当利回りだけでなく、業績推移・配当性向・過去の配当推移・ROEなどをまとめて確認できるので、高配当株を調べるときにとても便利です。
マネックス証券の「銘柄スカウター」は、業績推移・配当性向・過去の配当推移・ROE・キャッシュフローなどをまとめて確認できるツールです。「なんとなく高配当だから」ではなく、数字を見ながら長く保有できそうかを確認する——その作業を続けやすくしてくれます。
マネックス証券(銘柄スカウター)を見てみる →※広告・アフィリエイトリンクを含みます。投資は元本割れのリスクがあります。
準富裕層という言葉は、わかりやすい目標になります。ただ、5,000万円に到達したら投資が終わるわけではありません。むしろ、その後のほうが大事かもしれません。
資産が増えるほど、増やすことだけでなく、守ることも大切になっていきます。5,000万円はゴールではなく、次のフェーズへの入口です。
※ 本記事は情報提供を目的としています。特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身でお願いします(DYOR: Do Your Own Research)。