市場が急落すると、さまざまな不安が頭をよぎります。「もっと下がるのでは」「売ってしまった方がいいのでは」──でも、感情まかせに動くと、長期投資の効果が大きく損なわれます。
わが家で決めているルールはシンプルです。
ルールは「感情が乱れたときに立ち戻れるもの」であることが大切です。平常時に決めておくことで、いざというときに冷静でいられます。
積立投資の本質は、「今の価格」ではなく「未来の価格上昇」に期待することです。
価格が下がったとき、同じ金額でより多くの口数を買えます。これがドルコスト平均法の仕組みで、長期的に見ると取得単価を下げる効果があります。
暴落は怖く感じますが、長期積立の観点では「安く買える期間」でもあります。今の不安より、10年・20年後の資産形成を意識することが、積立を続ける力になります。
⚠️ ただし、生活に必要なお金で投資はしないこと
積立を続けられるのは、生活防衛資金がしっかり確保されているからです。余剰資金の範囲で行いましょう。
投資の世界には「稲妻が輝く瞬間」という考え方があります。
長期間の投資リターンの多くは、ごく少数の「急騰する日」に集中しています。もしその数日間に市場から退出していたら、リターンは大幅に下がります。
暴落時に売却して「底値で買い戻そう」と考えても、その底はわかりません。プロの機関投資家でさえ市場のタイミングを正確に読むことは難しいとされています。
わが家が積立を止めない理由のひとつも、「その瞬間」を逃したくないからです。市場に居続けることが、長期投資の基本姿勢です。
高配当株への投資では、株価の上下より配当の継続・増配に注目しています。
株価が下がっても、配当を維持・増加している企業であれば、買値に対する利回りはむしろ上がります。暴落時は、長期保有を前提とした高配当株を、より有利な利回りで仕込める機会でもあります。
もちろん、業績悪化で減配・無配になるリスクもあります。個別銘柄への投資は分散が大切です。財務状況や配当の歴史を確認しながら、焦らず少しずつ向き合うのがわが家のスタンスです。