証券会社を選ぶとき、細かい条件を全部調べようとすると疲れてしまいます。まずはこの3つの数字だけ確認するのが近道です。
この3つを軸に3社を比べると、それぞれの違いが見えてきます。
| 項目 | 🏦 SBI証券 | 🛒 楽天証券 | 🔍 マネックス証券 |
|---|---|---|---|
| 国内株 | 東証全銘柄 (約3,900銘柄) |
東証全銘柄 (約3,900銘柄) |
東証全銘柄 (約3,900銘柄) |
| 米国株 | 約5,000銘柄以上 | 約4,700銘柄 | 約4,500銘柄 |
| 1株から購入 | S株(国内株) | かぶミニ(国内株) | ワン株(国内株) |
| 投資信託 | 約2,600本 | 約2,600本 | 約1,000本 |
| 国内株手数料 | 無料 (ゼロ革命コース) |
無料 (ゼロコース) |
無料 (取引毎定額コース) |
| 米国株手数料 | 約0.495% | 約0.495% | 約0.495% |
| クレカ積立 | 三井住友カード | 楽天カード | dカード |
| NISA | ○ | ○ | ○ |
| 目玉ツール | 情報量・商品数 | 楽天ポイント | 銘柄スカウター |
| わが家の使い方 | 積立メイン | サブ口座 | 個別株分析 |
SBI証券は、国内ネット証券の中でも特に取扱銘柄数が多く、総合力の高い証券会社です。
わが家ではSBI証券を10年以上使い続けています。口座開設当時から使っているという安心感と、サービスが途切れたことがないという実績が、長く使い続けている理由のひとつです。
積立投資(オルカン・S&P500)のメイン口座として使っており、インターフェースや積立設定の操作感にも慣れているため、今後も変えるつもりはありません。
💡 迷ったらSBI証券は外せない選択肢
「とりあえず一番メジャーなところを選びたい」という方には、SBI証券が定番です。取扱銘柄数・手数料・サービスのバランスが取れており、まず口座を持っておいて損はない証券会社です。
楽天証券は、基本的なスペックでいえばSBI証券と比較しても遜色のない証券会社です。取扱銘柄数・手数料・NISA対応、どれもほぼ同等です。
わが家ではサブ口座として使っています。楽天ポイントを積立に充てたい月があるときや、楽天カードで積立設定を試したいときに使っています。
SBIと楽天で迷っている場合、楽天サービスをよく使うかどうかで選ぶのが現実的な基準です。楽天市場・楽天モバイル・楽天カードなどを日常的に使っているなら、楽天証券でポイントをまとめるメリットがあります。
💡 SBIと楽天、基本スペックはほぼ同じ
機能・手数料・取扱銘柄数の面ではどちらを選んでも大きな差はありません。決め手は「どちらの経済圏をよく使うか」になることが多いです。
マネックス証券の最大の特徴は、「銘柄スカウター」という無料の企業分析ツールです。他の2社にはない強みで、わが家ではこのツールを使うためにマネックス証券の口座を開きました。
高配当株への投資を考えている方には、特に「配当の継続性」「増配の有無」を素早く確認できるのが便利です。わが家では定期的に保有銘柄や気になる銘柄の業績確認に使っています。
投資信託の本数はSBI・楽天に比べると少なめですが、NISAの積立投資に必要なインデックスファンドは一通り揃っていますので、実用上は問題ありません。
⚠️ 銘柄分析は最初から無理をしなくていい
まずはNISAでインデックスファンドを積み立てることが、ほとんどの初心者にとっての土台になります。銘柄スカウターは「使い始めたら便利なツール」として、慣れてきてから使い方を覚えていく流れで十分です。
マネックス証券の口座開設は無料です。銘柄スカウターだけ先に試してみることもできます。
銘柄スカウターの具体的な使い方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
「3社に口座があると管理が大変では?」と思う方もいるかもしれません。実際には、目的ごとに役割が分かれているので、それほど複雑ではありません。
NISAのつみたて投資枠でオルカン・S&P500を毎月積立。保有資産の中心がここに集まっています。10年以上使い続けているため、インターフェースにも慣れており、迷いなく使えます。
楽天カードで積立設定を入れていた時期の口座がそのまま残っている形です。今は特に積極的に使っていませんが、楽天ポイントを投資に回す選択肢として持ち続けています。
銘柄スカウターを使って、気になる高配当株や個別株の業績・配当推移を調べるために使っています。新しい銘柄を検討するときは、まずここで10年分のデータを確認するのが習慣になっています。
⚠️ NISA口座は1人1口座のみ
証券口座は複数持てますが、新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠は同一年内に1つの金融機関でしか使えません。どの証券会社でNISA口座を開くかは、慎重に選んでください。変更は可能ですが、手続きが必要です。
「SBI・楽天・マネックス、どれかひとつを選んでください」と言われたら、私は今の時点ではマネックス証券を選びます。
理由はシンプルで、銘柄スカウターという他社にないツールがあるからです。
もちろん「楽天ポイントを貯めたい」「三井住友カードを使っている」という方はSBIや楽天の方が合っていることもあります。正解はひとつではありません。
ただ、「どれを選べばいいかよくわからない」という方には、マネックス証券を候補のひとつとして真剣に検討してみてほしいと思っています。
「比較してもまだ決められない」という方は、このステップで考えてみてください。
「インデックスファンドで積み立てるだけ」か「個別株・高配当株も将来調べたい」か。目的によって重視するポイントが変わります。
楽天サービスをよく使うなら楽天証券、三井住友カードをよく使うならSBI証券が連携しやすいです。経済圏との相性も口座選びの現実的な基準です。
個別株や高配当株に興味があるなら、マネックス証券の銘柄スカウターを先に触ってみるのがおすすめです。口座開設は無料なので、使い勝手を体験してから判断できます。
口座選びで悩み続けるより、まず始めることの方が大切です。証券口座は後から変更や追加もできます(NISA口座は1人1口座ですが、変更手続きはできます)。